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【塾長コラム】高校を選ぶ際のポイント

こんにちは、塾長の小幡です!

今回は高校の選びのポイントについて、私が重視すべきだと思うことをお話します。正直、少し偏った意見かもしれません…。それでも、高校選びがそれだけ重要だということが伝われば幸いです。


(1)学力帯


正直、この重要性を訴えたくて、記事を書きました。高校選びの比重は8割を学力において良いと思います。無茶をする必要性はありませんが、なるべく学力帯の高い高校を選んでほしいです。学力帯が重要な理由を3点挙げます!


①授業進度・レベル

学力帯の低い高校に入ってしまうと、大学受験に必要なレベルの内容まで指導してもらえないことがあります。指導しても大半の生徒が理解できないからです。また、中学の復習を取り入れたり、理解できるようにゆっくり進んだりするため、受験直前まで、受験科目の指導が終わらないということも珍しくありません。


➁周りの生徒の意識

人間、周りに流されやすいものです。かく言う私も大学受験への意識は低く、「周りが頑張ってるし、自分もやらなきゃ」くらいの感覚で、受験勉強を始めました。しかし、これに本当に助けられました。学習への意識の低い生徒さん囲まれていると、やる気を刺激されないのはもちろん、テスト前や受験期に遊びに誘われるなど、場合によっては邪魔になってしまうことも…。ひどいケースだと、「なんであんなに勉強してるの?」なんて空気感になることもあります。


③友人作り

これは大人になってから気付きました。優秀な友人が多いと、大人になってからも互いの専門知識で助け合うことができます。私が当塾を立ち上げたのも、高校や大学の同期の助けを受けました。また、体調が悪いときは医者の友達に相談することもあります。反対に、私は教育学を学んだため、子どもが産まれた友達から、幼児期の習い事の相談を受けました。レベルの高い高校で友人を持つと、将来にわたって互いに助け合うことができます。


このように、学力帯の高い高校に入ることは、様々なメリットがあります。そのため、まずは学力帯を第一に高校を考えてもらいたいというのが、私の強い思いです。



(2)部活


多くの生徒さんが部活を第一に考える傾向にあります。私も中高6年間運動部に所属し、体育の教員免許を取るくらいには熱を入れていました。部活に築いた能力や人間関係は人生の宝物になるので、私も部活を大事にすることは大賛成です。学校生活や、勉強のモチベーションにもなるでしょう。ただ気を付けてほしいことは、プロを目指すレベルでなければ、生徒さんの学力帯と離れた学校を選ぶことだけは避けてほしいです。



(3)通学時間


 「家から近いから、この高校!」という理由だけで選ぶことは絶対にやめてほしいですが、やはり通学時間は短い方が良いです。部活に勉強と忙しい中で、通学に時間を取られることは本人だけではなく、ご家族の負担にもなります。片道1時間以上の高校は、よほどの理由がなければ避けるべきかと思います。




その他の要素


よく聞くのが「制服がかわいい」という理由です。生徒さんにとって、それだけ重要な要素なのでしょうが、人生を左右する選択に、制服の要素にはそれほど重点を置かないで欲しいというのが本音です。どうしてもかわいいものを着たければ、制服の指定のない札幌南高校(最難関)を目指しましょう!(笑)また、「雰囲気が良い」という理由も良く聞きます。学校祭などでそれを判断しているのかなと思いますが、学校祭では限定的な側面しか見えません。荒れている高校は避けるべきですが、パッと見ての雰囲気というものはあまり当てにならないかと私は思います。



まとめ


重視すべき3つのポイントとして、「学力帯」「部活」「通学時間」を挙げました。そして、何より重要なのが学力帯だと考えます。少なくとも、生徒さんの学力帯と大きく離れた高校を選ぶことだけは避けてほしいということが、私から一番に伝えたいことです。お読みいただき、ありがとうございました!

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